============================================================ これは、クリスマス嫌いの一人の男の犯してしまった事件の話である。 ==================================== バイトの帰り道は、街路樹に沢山の電球が灯されていて、一人っきりの俺には、電気…

============================================================ 三年前の１１月２３日に流星群が地球にやってきた。夜中の３時ごろには、いたるところで星が降っていた。その数は、一晩で９０００個を越えたらしい。 ☆彡 ☆彡 ☆彡 そんなことを忘れて、毎日…

============================================================ 今日のバイトの帰り道、いつもと何一つ変わらなかった。君の一言を除いては…。今日、突然、別れの言葉を聞かされた。 頭が真っ白になって、言葉が出なかった。心臓は、思ったよりも穏やかで、…

============================================================ この社会は、不平等そのものだ。 こんなことを、夜のベットの中で一人考えていた。「天は二物を与えず」とは、誰が言い出したのだろう。 この前、テレビの番組で、ブス５０人と美人５０人が討…

============================================================ そう、今日は、先週あった期末試験の英語の答案が返って来る日。はっきり言って、自信は無い。自信があるわけが無い。親も三流大学で、その子の俺は頭が悪いに決まってる。 ガヤガヤしてる教…

============================================================ 8:20のアラームでいつもと同じ様に目が覚めた。今日は､鳥も鳴かない朝だった。 ただ、なんとなく、「しん」としている朝だった。親は､もう仕事に行っているはずで、いないことを不思議に感じ…

1.鏡 [5] 2.嘘 [8] 3.平等な社会へ [11] 4.いたずら電話サークル [15] 5.星に願いを 6.クリスマス嫌い（クリスマスぎらい） [25] 7.ピュア [28] 8.点数付け [33] 9.目覚まし [39] 10.夜の街 [44] 11.スープ [49] 12.飛べない鳥 [54] 13.気持ちバンク [58] 14…

自作奇妙小説、「ある日常の出来事」です。明日のあなたの姿かも知れません。まずこのページを作ろうとしたきっかけは、以下のとおりです。 その一、近所のまさゆきさんのページに小説のページがあって、それにすごく感動したこと。 その二、「世にも奇妙な…